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大切にしたい理念

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​探究

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青空ベースでは放課後の居場所を子どもたち自身の手でつくっていきます。そんな「つくる」活動の中で様々な問題や疑問にぶつかるでしょう。それらを解決するために、観察し、調べ、自分の頭で考え、じっくり答えを探る「探究」の時間を大切にします。

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効率的に学ぼうとしたり、競争のために学ぼうとすると、身の回りにあるちょっとした疑問にも通り過ぎて生活してしまいがちです。子どもたちの生活から見つけた、いつもは見逃してしまう「なんで?」「どうしたらいいんだろう?」を拾い上げて、ゆったりと学びます。

そんな中にこそ、学校で習った、そしてこれから習う内容が沢山散りばめられているのです。くらしの中に、学校での学習内容が息づいている、役立っていることが実感できれば子どもたちの学びはもっと楽しいものになっていくと考えています。

解放

☆「心」の解放

誰かのためのいい子でいなくていい。ありのままの自分でいていい。一生に一度しかない子どもとしての貴重な時間をのびのびとすごしてもらいたい。自分たちの居心地のいい場所を子どもたち自身で考えてつくりあげていける、放課後の居場所です。

☆「学び」の解放

新しいことを知る喜び、できるようになる達成感。そこから「学び」の本当の楽しさを感じとってもらいたい。学ぶこともみんな一緒ではなく、自分のペースで、自分の興味がスタートでいい。テストのための勉強から解放されて、子どもたち自身が幸せになれるための学びの意味を見つけてほしいです。

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協働

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青空ベースは仲間との共同生活を大切にする場所です。

学年で区切らず、異年齢の仲間たちとの関わりから、社会性を身に着けてほしいと考えています。自分とちがう部分が多い人と接するほうが、「よく聞き」「ていねいに伝え」なければなりません。

また、みんなで協力して問題を解決していくことを大切にしています。活動する中で問題を発見すれば、共有するために全員であつまり、解決方法を話し合います。お互いの考え方が違ってもどちらの意見が正しいか決めるのではなく、みんなが納得できる答えを「つくりだす」ように話し合います。

協働することで、1人ではできない大きな作品をつくったり企画を考えたり、時にはルールもつくったりして、みんなが楽しめる場所をつくりあげていけるでしょう。​

学びのスタイル

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どんな場所をつくっていくか、どんな活動をするかは子どもたち自身で考え、話し合って決めていきます。

「今日はこんなことをするよ」と大人主導で始まることはありません。私たちはあくまでも仲間の1人として、アイデアや意見を言い、一緒に考える存在です。

「自由」という言葉が思い浮かぶかも知れませんが、「自由」であることで、より頭を使わなければならない場面が多くなるでしょう。

子ども中心

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くらしの中で必要なものや、くらしが楽しくなるものを「つくる」活動が中心です。

生活を便利にしたいと思えば、自分の机やイス、みんなでつかえるウッドデッキに挑戦してもいいでしょう。また子どものくらしには「おやつ」も欠かせません。料理はもちろん、それに必要な材料や道具をつくるのも面白そうですね。ときにはイベントの企画をつくるのも生活を楽しく彩ってくれるでしょう。なにをつくるのかは集まった子どもたち次第です。

そして忘れてはいけないのが、生活の中のルールです。こまったときには、私たちも手伝いつつ、みんなで話し合ってルールをつくる場面もあります。

こうした、くらしの中で「必要なもの」や「楽しいもの」は生活環境が豊かに整った現代では与えられる一方です。

そんないまだからこそ、自分たちの頭で悩み考えてつくり出す、創造力を働かせる場所が必要です。

つくる

ここでのつなげるとは、学校での学びを子どもたちに最も身近な「くらし」につなげるという意味です。

生活の中には学校で学んだ知識や技能を複雑に活用しなければならない、格好の問題であふれています。探究活動の中で何回もつかい、「これがわかる・つかえると便利だ!」と感じられると、子どもたちにとっての感動は大きいでしょう。

また、学校ではまだ習っていない知識や技能が求められるときもあります。そんなときこそ「これは◯年生で習うんだ」と、これからの学校での学びがより楽しみになることと思います。

 

学びをつなげる

生活や活動の中で、子どもたちはたくさんの「どうして?」に直面します。そんなときこそ、学びを広げ深める、探究のチャンスです。

発見した疑問や問題について、一人でじっくり考えることもあれば、仲間と共有して考えることもあるでしょう。

また考えるのに必要な情報を得るには、ネットや本をつかって調べる、その道のプロにきいてみる、実際に自分たちで試してみて確かめるなどなど、いろいろな方法をつかって調べていきます。

探究の方法は決してひとつではありません。

そして新しいことがわかってくると、次の「どうして?」が生まれます。子どもたちの興味は、気づいたら連想ゲームのように予想もしていなかった方向までつながり、広がっていくかもしれません。

教科やカリキュラムという枠組みにとらわれず、子どもたちの素朴な興味や疑問、問題を拾い上げて注目し、広く深く探究するのを楽しみます。

 

探究活動

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